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マンション共用部(エントランス・廊下)のタイル改修のポイント

エントランスや廊下のタイルは、建物の第一印象を左右すると同時に、毎日居住者が通る場所でもあります。デザインだけでなく、安全性と工事中の通行確保まで考えて計画することが大切です。

共用部タイル改修のきっかけ

  • タイルの割れ・欠け・浮きが目立ってきた
  • 雨の日にエントランスが滑りやすいという声がある
  • 目地の黒ずみが落ちず、古い印象になっている
  • 大規模修繕にあわせて、エントランスの雰囲気を一新したい

場所ごとに考えたいポイント

場所主な条件検討のポイント
アプローチ・風除室雨水・泥が持ち込まれる防滑性の高いタイル、マットとの組み合わせ
エントランスホール建物の顔。意匠性が重視される大判タイルや石目調など。濡れた靴で歩くことも想定
廊下・階段毎日の通行が多い段鼻の視認性・滑り止め、部分補修のしやすさ
壁面(腰壁など)台車や自転車が当たりやすい割れにくさ、汚れの拭き取りやすさ

工法の選び方:撤去か、重ね張りか

既存タイルを撤去して張り替える方法は、下地から整えられる一方で、騒音・粉じんが出て工期も長くなります。既存タイルが健全であれば、上から新しい仕上げを重ねる方法を検討できることもあります。ただし、床の高さが上がるため、扉の開閉や段差、排水勾配への影響を確認する必要があります。

居住中の工事で配慮したいこと

  1. 通行ルートの確保:エントランスを半分ずつ施工する、仮設の通路を設けるなど、出入りできる状態を保ちます。
  2. 作業時間の調整:騒音の出る撤去作業は日中に、通勤・通学の時間帯は通行優先にするなどの配慮をします。
  3. お知らせと掲示:工期、通行できない時間、宅配・ごみ出しへの影響を事前に案内します。
  4. 養生期間の管理:張付け材や目地材が硬化するまでの立入制限をわかりやすく表示します。

管理組合での合意形成

共用部の改修は、理事会や総会での検討が必要になることが多くあります。サンプル板や完成イメージを用意すると、色や質感の議論が進めやすくなります。将来の部分補修に備えて、予備のタイルを保管しておくことも検討しましょう。

検討の際には、現状の不具合(割れ・浮き・滑りやすさ)の写真と位置図、改修の目的、概算の費用と工期をまとめておくと、意匠の好みだけでなく安全性や維持管理の観点からも判断しやすくなります。大規模修繕の時期が近い場合は、仮設や工程を共用できるか、修繕委員会とあわせて検討するのも一つの方法です。

まとめ

共用部のタイル改修は、意匠・安全性・工事中の通行確保の3つをバランスよく計画することがポイントです。タイルLaBoでは、現地調査で既存タイルと下地の状態を確認し、タイルの選定から工程・ご案内文の作成までご提案します。

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